歯を治療するとこんな悪循環が始まってしまっていることにみなさんはお気づきでしょうか。

もしかしたら、もうすでにこの悪循環にハマっているかもしれません…

治療の流れを見ていきましょう。

歯が虫歯になりました

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小さな虫歯だったので歯医者で削ってもらい、プラスチックを埋めました

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数年後、プラスチックの縁から虫歯になってしまいました

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虫歯の範囲が大きくなってきたので、詰め物の型取りになりました

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また数年して、詰め物の縁からまた虫歯になりました

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詰め物の中で虫歯が進んでおり、神経を取る治療になりかぶせる事になりました

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神経がなくなってしまったので、歯自体が脆くなってしまいポキっと折れてしまったり、何度も膿が溜まったりして骨が溶けてしまい、残しておくことが出来なくなってしまいました

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最後には、抜く治療になってしまいました

このように、健康的な歯が一度虫歯になってしまうことで悪循環になってしまいます。歯が一本なくなってしまえば、その周り歯からどんどんなくなってきます。（なぜかというと、磨けていなかった周りの歯も磨けてないでしょうから、隣の歯も虫歯になっている可能性が高かったり、歯がなくなることで、周りの歯に負担がかかってしまうことから悪くなってしまう可能性が高くなってしまいます）

これだけでは終ません。その後も…

抜歯をすることになり

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両脇の歯を台にしてブリッジを入れ

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ブリッジが磨きにくく、または、両脇の歯に負担がかかり、虫歯になる、歯が弱くなります

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同じように何度も治療を繰り返すことによって両脇の歯も抜歯が必要になりました

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支えられる両脇の歯がなくなり、ブリッジができなくなる。入れ歯の型取りをすることに

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最初は部分入れ歯だったのですが、入れ歯を支えている歯が弱りどんどん入れ歯の範囲が増え、気づいた頃には総入れ歯が目の前に…

入れ歯になれば、噛みにくい・外れやすい・大きくて喋りにくいなど、ご自分の歯では考えなかった問題が最初は出てくるでしょう。（もちろん、入れ歯も使ってれば慣れもあります）

こんな悪循環に入ってしまうのは、嫌ではありませんか

最近では、もっと身体にとっていい材質（歯により近い素材）にしたい、長く色が変わらないものを入れたい、虫歯になりにくいものがいいなどの声が患者さんから寄せられます。さらに嬉しいことに昔とは違い、定期的にクリーニングしてくださる患者さんも多くなりました。

虫歯にならないように、予防していくのはもちろん。なるべく悪循環にならないように、リスクを減らしながら考えていかないといけませんね。

こんなこと思ったことはありませんか？

歯がある時は、無くなった時困ることが想像し難いので実感がないかもしれませんが、無くなってから後悔してる方が非常に多くいらっしゃいます。

あの虫歯を放置しなかったらとか、歯医者で定期的にクリーニングしていたら…という言葉をよく耳にします。ご自分の歯がこんな悪循環にならないように、お家での歯磨きと歯医者さんでの定期検診をしっかりして予防しましょう！！