歯医者さんが苦手、怖くて検診や治療に行けない。何かしらのきっかけで、恐怖心となり歯医者さんに行けなくなってしまったのでしょうね。

その恐怖心、トラウマを克服するために自分の歯医者が嫌いになった原因を自分の頭の中から無くすと言ったことが必要となってくるのではないかと思います。

あなたが歯医者さんを嫌いになった理由は何？

痛くされたから。この理由は、多いかもしれませんね。色んな理由で痛いと思うことはあるでしょう。歯ぐきに炎症があり麻酔の効きが悪かったり、引っ張られて痛くて嫌な気持ちになったりすることもあります。痛みの感じ方や痛みの程度も、人それぞれのため嫌だと思う気持ちも一人一人違うでしょう。

また、麻酔が痛い！と思う方もいらっしゃいますが、昔ほど痛みは感じられないかと思います。理由としては、麻酔の注射の針が細くなったり痛みを柔らかくするための、表面麻酔などがありますので、想像しているより痛みは感じられないのではないかと思います。

敏感に痛みを感じやすい場所もありますし、麻酔をせずに治療をする場合もあります。完全に、無痛というのは難しいと思いますが、昔ほど痛みを感じないのでは？とお思いますので、勇気を出してご自分の歯のために歯医者さんへ行って見てください。また、ご自分が歯医者が嫌いなことも、その歯医者さんに伝えておくと、気にしてくれると思います。

子供の頃の治療がトラウマ

子供の時の歯医者さんのイメージが悪いことも、今のトラウマになりますよね。

子供の時は、待合室で自分の順番待っている時に他の子供の泣いている声が聞こえて…子供は一体あっちの部屋で何されているんだろうと不安が募り、部屋に入ればみんなマスクしていて変な大きな音がする機械を持っていて、何されるかわからなくて、怖がったら縛られて…逃げられない。この体験は、怖いですよね。多分ずっと強い印象が残るでしょうね。大人でも、歯医者じゃない違う状況だとしたら怖いですものね。

しかし、大人になった今は先ほども言いましたが、縛ってやったりしませんし、自分が歯医者に対して恐怖心があると伝えていただければ、よりこちらは気にして治療しますよ。ご安心ください。

また、子供には恐怖心を与えないように小児歯科に行って歯医者さんは怖いところというイメージから楽しいところというイメージに変えること。そして、最初から治療は、ハードルが高いので、検診から体験させてあげるといいでしょう。

普段の生活でも、子供が歯磨きしなかったり言うことを聞かないときに、歯医者さんを引き合いに出していませんか？「チョコレートばっかり食べていると歯医者さんでウィーンだよ」とか「歯医者さんで痛い痛いしてもらわないとだね」なーんて。歯医者さんは怖いところなのかなというイメージがついてしまい、何もしていないのに、怖いというイメージを作ってしまいます。

ニオイや音が嫌

歯医者さんって独特の匂いと耳に障る音がしますよね。最近は、サロンみたいな歯医者さんも多くてアロマを焚いていたりして歯医者さんではないような見た目、香りのところも多いみたいです。

当院は、昔ながらの歯医者さんという感じですが…

自分に香りをつけたり、今であればマスクに香りをつけてもいいかもしれませんね。自分で、緩和することもできます。

ボロボロの歯を見られたくない

長い間、歯医者さんに行ってないとどんどん歯がボロボロになっていきますよね。汚れもついてきますし…こんな歯、恥ずかしくて歯医者さんに見せられない。歯医者さんに、「なんでこんなになるまで放っておいたんですか」なんて怒られるかもと、思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大丈夫ですよ。私たちは、毎日何十人もの患者さんを見ていて見慣れていますし、その状態を良くしようと思っているお仕事です。一緒にいい方法を考えて、あなたにとっての最善の方法で治療してきましょう！

口の中のことを言われるのが嫌だ

日頃のケアについて、とやかく言われたくない。ここがダメ、こうした方がいいなんて言われたら、いつも自分が歯磨きできていない人みたいなんて、恥ずかしい気持ちになるという方もいらっしゃるようです。アドバイスは、治療の一つです。完璧にできる人なんて、いません。患者さんの歯がより良くなるために、考えてお話しさせていただいてます。

また、毎回毎回ダメなところを言っているわけではありませんよ。もちろん、素晴らしいことは素晴らしいとお伝えします。それが、患者さんのモチベーションとなれるといいなと思います。

痛いのが嫌だ

歯医者さんって痛いイメージがあるし、実際虫歯の治療していると痛いと思うし、先生ガツガツ…ウィーンって荒いし、あんな思いをしたくない。そんな思いをすれば行きたくないと思う原因の一つになりますよね。

確かに虫歯の治療は、敏感に痛みを感じやすい場所になります。麻酔の効きが悪い時もあります。そんな時は、無理せずおっしゃってください。

麻酔も、今は針が細くなったり技術も上がり打つ時も痛みを感じにくくなっています。痛みの感じ方は、人それぞれです。痛みを感じやすい場合は、あらかじめ痛いに敏感、弱いなど伝えてください。患者さんが不安だと感じないように配慮いたしますので、ご相談くださいね。

原因を知って対策できれば怖くない！

自分にとって歯医者さんは、何が怖くて（原因）どうすれば怖く、嫌だと感じないか（対策）考えれば克服できるかもしれません。いろいろな方法を試して、歯医者さんに行けるようになり、自分の歯の健康を保てるようにしていきましょう！