2022/09/28
親知らずとは
前から数えて前歯から数えて8番目の大人の歯です。7番目までは12歳頃にはほぼ生え揃います。その後、20歳頃になると、その奥から少し頭を出してきたり、完全に頭を出して生えてきたりします。
全員に生えてくるわけではなく、元々歯の卵がないい人もいれば、出る場所がなく突っかかったまま歯ぐきや骨の中に埋まっている場合もあります。
出る場所がないので…
周りの歯ぐきが腫れたり、磨きにくく、虫歯になる原因になります。
親知らずは、トラブルになることが多いので、症状がある場合いは早めに歯医者さんに相談するといいでしょう。
親知らずがもたらす痛みと腫れ
親知らずの頭が少しだけ出ている場合、汚れが溜まりやすく虫歯になりやすいため、お大きな穴が開き神経に触る痛みが出る可能性があります。また、親知らずの周りに汚れが溜まることで炎症を起こしたり、激しい痛みや腫れが出ることもあります。
腫れがひどい場合は、口を開けることができなくなることもあるので、親知らずが原因で頻繁に腫れる場合は、抜歯がおすすめです。
親知らずを抜いた方がいい場合
・横向きや、手前との歯と段差があり、磨きにくい状態のため、歯周病や虫歯になりやすい場合。
・親知らずが虫歯や歯周病になり、健康な手前の歯に悪影響を与えてしまう場合。
・親知らずがぐいぐい押して、噛み合わせのバランスが悪くなり全体に悪影響を与える場合。
・親知らずがぐいぐい押して、歯並びが悪くなってしまう場合。
真っ直ぐ綺麗に生えている場合は、ブリッジの台に使えることもありますし、しっかり磨けている状態であれば、様子を見ていて問題はないでしょう。 自分で判断はせず、歯医者さんで相談するといいと思います。
さあ、抜歯するぞ!手順は?
親知らずの相談
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レントゲン撮影(どの位置にあるかなどの確認) 神経に近い場合は、大学への紹介へ
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当日抜歯のご希望があれば、そのまま麻酔をして抜歯へ ↓ 歯ぐきを開いた場合は、縫います
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縫った場合は、1週間後に抜糸
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2、3ヶ月ほどすると歯ぐき・骨が戻ってきます