2022/08/09
ジルコニアセラミックとは
人工ダイヤモンドとも言われ、以前は装飾品の材料として使われていました。それが今では、歯科用の冠の材料として機能性、外観または、う蝕の再発予防効果にも優れていることで、歯科では特に普及してきました。
その製作過程では、加工が難しく熟練の歯科技工士によってフィット感にも差があることもまた事実です。
当院では、いくつかの技工所に試作品を作ってもらいその仕上がりを精査して最高の品質のものを厳選しております。また、絶対の自信に裏付けられていますので、保証期間も10年です。万が一、不具合が生じたときには、無料で交換いたします。
もちろん、保証のための付加料金はいただいておりません。
しかしながら、どんなに良いもの、綺麗なものを入れたとしても、その歯を支える歯ぐきが痩せてきてしまっては、元も子もありません。
ですので、半年ごとの定期的な口腔内のきめ細かいチェックとクリーニングは、半年に一度をお願いしております。
人工ダイヤモンドがフレームになっており、そのフレームにセラミックが焼き付けてあります。ジルコニアは、セラミックの中ではとても硬い材質です。オールセラミックやジルコニアセラミックは、メタルボンドセラミック・ハイブリッドセラミックに比べて、外観に優れた材料であり、人工ダイヤモンドが入っていることでオールセラミックより強度をもたせることができます。
ジルコニアセラミックのメリット
・強度と耐久性に優れています。歯ぎしりやくいしばりで力の加わる奥歯でも、割れにくい。
・見た目が自然に近い。金属を使っていないので、歯ぐきとの境目に金属が見えない。
・金属アレルギーの心配がない。
・汚れがつきにくいため、清潔を保てる。2次虫歯になりにくい。
ジルコニアセラミックのデメリット
・保険が効かない
フルジルコニアというものもあります
フルジルコニアは、全てがジルコニアなのでとても強度があります。しかし、セラミックのような審美的な色合いや自然感を出すことは難しいので、当院では、奥歯にご提案することが多いかもしれませんね。
見た目の微妙な綺麗さが目立ちにくい、気になりにくい奥歯やブリッジにおすすめです。
また、硬いため対する歯が負けてしまう事もありますので、入れる際は周りのお口の環境を見させていただいてご相談いたします。
安心保証・メンテナンス
当院では半年に1回の定期検診のお願いしております。
お口全体の噛み合わせや、お口の清掃などを行い、いつまでも綺麗な状態のセラミックを長期間キープするためのメンテナンスになります。
※各保証期間についてはお問い合わせください。
毎日のケアはしっかりしましょう
良い治療を受けても、虫歯になるリスクの少ない、いい材質のものを入れても、その後のケアが疎かになってしまうと意味がありません。被せ物のフチから虫歯になることもありますし、磨かけていないことで歯周病になりやすく、歯を支えている骨が減ってくると骨の支えが減ってしまい、歯がぐらぐら。将来的に歯自体を失ってしまう場合もあります。
毎日の歯磨きをしっかり正しく行うことと、歯医者さんでのプロのケアがとても大切です。