2022/06/20
インプラント手術による腫れ
腫れる場合があります。
歯ぐきをめくって戻すので、その隙間に溜まった血液による腫れ。(うっ血)
インプラント埋め込み部位への細菌の侵入。(インプラント手術の前には徹底的にお口の中のクリーニングをします)術後、感染予防の薬も出しますのでご安心ください。
いずれにしても、腫れは3、4日ほどでひいてくることがほとんどです。
インプラント手術による痛み
治療中の痛みは麻酔も効いていますので、痛みはありません。
術後の痛みに関しましては、下の歯の親知らず、またはその他の歯の抜歯後の痛みより痛くはありません。
精密に規格化されたドリルによって、しっかりと計算された場所に埋め込みます。そのため、親知らずの抜歯のような傷は起こりにくいです。骨の状態がよければ、15分程度で手術は終わります。
痛みについても、「ずっと痛み止めを飲んでいました」や「痛み止めがないと痛くて、、、」という痛みの強い方は当院では、いらっしゃいません。数日で痛みがなくなる方がほとんどです。
腫れたりしたら冷やした方がいいのか
腫れた理由によりますので、一概に冷やした方がいいとは言えません。
保冷剤の上にタオルを巻いて冷やす程度はいいですが、そのような状態になる場合は、勝手に判断せず一度ご連絡かご来院ください。
インプラント手術後の腫れを少しでも軽減させるために
口の中を清潔な状態にする
細菌感染しなように、口の中は常に清潔な状態にしましょう。歯磨きも手術した箇所以外はいつも通りにしてください。
口をゆすぐときは水の動きによってかさぶたが剥がれてしまう恐れがあるので、手術から1週間程度は、強いうがいはしないでください。
傷口は触らない
傷口を刺激すると、それだけ治りが遅くなります。指や舌で触ったり、歯ブラシも当たらないように気をつけましょう。
食事も炎症が収まるまでは柔らかいものを中心として、固いものや熱いもの、刺激物は控えましょう。硬いものを食べて、インプラント体に当たってしまうと、インプラント体が動いてしまう恐れもありますので、気をつけてください。
処方された薬を指示通りに服用する
インプラントの手術後には、お薬が処方されます。これらは腫れなどの炎症を抑えるためです。これらは医師の指示どおりに飲んでくださいね。薬飲むのが嫌だからといって飲まない方、、意外といらっしゃるんです。また、うっかり飲み忘れてしまうと腫れが引くのが遅れたり、痛みが強くなったりする原因になります。自分の判断で中止せず、飲まなくてはいけない薬分はすべて服用しましょう。
※処方された薬で、かゆみや下痢などいつもと違う症状がある場合は、服用をすぐやめてください。
痛みの違い
骨にも、硬い骨や柔らかい骨があります。硬さによっても痛みに大きな差が出ます。痛みの感じ方も人それぞれで、痛みに強い方もいらっしゃれば、弱い方もいらっしゃいます。痛みの捉え方は、個人差がありますので、痛みは少ないと言っても、無理をせずおっしゃってください。